日記

2022-04-24 14:08:00

令和4年地価公示について、あま市、あれこれ

今回は3月下旬に発表された地価公示についてですが、地価公示で発表される価格は11日時点の価格です。この時期は新型コロナウイルス感染症も落ち着いており、もちろん、ウクライナ戦争も未だ始まっていない時期です。ちなみに、私はあま市は担当していませんので、発表された結果について『個人の感想』です。

 

愛知県の平均変動率は住宅地は+1.0%(前年-1.0%)、商業地は+1.7%(同-1.7%)と半年前の地価調査価格と同様に不動産市場は回復しつつあることを示しています。名古屋市中心部は上昇し、知多半島の南部は下落が続いているという状況も変わっていません。

 

あま市について見ると、平均変動率は住宅地は-0.4%(前年-1.0%)、商業地-0.5%(同-1.7%)と下落幅は小さくなっていますが、依然マイナスとなっています。

周辺市町の住宅地を見ると、中村区は+1.0%、清須市は+0.3%、稲沢市は+0.1%と県平均と同様に前年のマイナスからプラスに転じました。県西部においても東海道本線、名鉄名古屋本線といった大動脈がある地域は復調する傾向が見えます。

一方、海部津島地区は、大治町は-0.2%、津島市は-0.9%とあま市と同様に下落が続いています。

 

あま市内には住宅地の地価公示地点が18ポイントありますが、変動率が昨年と比べてプラス、横ばい、マイナスの地点が混在している状況です。プラス地点はあま-1(本郷)が+1.0%、あま-18(新居屋)が+0.3%となっており、この2地点はコロナ禍の昨年を除き以前からプラスで推移しており、その傾向が続いています。一方、下落が大きな地点はあま-15(上萱津)-1.9%、あま-10(新居屋)-1.1%です。これらの地点は河川に近い点と道路が入り組んでいる点が共通しています。近年、大規模災害が多いこともあり、愛知県全体と同様、浸水、洪水等のリスクがある地域はあまり人気が無い傾向が続いています。

 

話がちょっと暗くなりましたが、とは言え地価が上昇している地点もありますから、「名古屋駅」へのアクセスも良いので、インフラ整備がされれば、他市町からの移住を考える人も増えるかもしれません。市民ですのでフォローします。(^.^;

 

最後に、地価と全く関係ありませんが、「あま」はアルファベットで「AMA」となりますが、なんか、「ANA」みたいでカッコイイかなと思ったりしています。皆さんはどう思いますか?