日記
あま市の地価公示価格の推移
本日はあま市の地価公示価格の推移です。市内には地価公示ポイントが20地点あります。
地価公示価格は毎年1月1日時点の価格が3月末頃に発表されますので、新聞、テレビでご覧になった方もいらっしゃると思います。
この価格がどのような変動しているか、主だった地点の価格は下記のとおりです。
(設定年) |
R3.1.1時点 |
過去の最低価格 (時点) |
過去の最高価格 (時点) |
R3年価格 /最高価格 |
あま-1 (H3年) |
92,200円/㎡ |
90,000円/㎡ (H24、25年) |
152,000円/㎡ (H3年) |
0.607
|
あま-12 (S57年) |
82,900円/㎡ |
80,000円/㎡ (S57年) |
152,000円/㎡ (H3年) |
0.545
|
あま5-1 (H20年) |
99,500円/㎡ |
99,500円/㎡ (R3年) |
111,000円/㎡ (H20年) |
0.896
|
「あま-1」(本郷郷中)は市内の住宅地の中で最も高い地点ですが、バブル崩壊が始まった頃、つまり最も高かった時期に設定されました。H3年と比較するとR3年は約60%、R3年より低いH24年は60%も切っていたことになります。
「あま-12」(甚目寺山之浦)は甚目寺駅300mの住宅地で40年前の昭和57年設定です。最も低いのは設定時のS57年ですが、この後バブル期に入り、「あま-1」と同様にH3年に最高価格になりました。R3年の価格82,900円/㎡はH3年の約55%ですが、この価格はS58年の価格が83,500円/㎡であることから、つまり、昭和のバブル前より地価が安いことになります。結構ショックな数字です。
「あま5-1」(甚目寺五位田)はヨシヅヤ甚目寺店の近くのH20年設定の商業地であり、現在までほぼ下落か横ばいで来ています。
市民としてはもう少し元気になって欲しいところです。
が、最後に。ダメ出しではありませんが、もう一つがっくりする数字を。
名古屋市を挟んであま市の反対側の長久手市の価格を見てみましょう。
長久手市は全国的にも人気のある所で、比較するものちょっと酷ですが。
番号 (設定年) |
R3.1.1時点 |
過去の最低価格 (時点) |
過去の最高価格 (時点) |
R3年価格 /最低価格 |
長久手-1 (H13年) |
186,000円/㎡ |
133,000円/㎡ (H15~17年) |
189,000円/㎡ (R2年) |
1.398
|
「長久手-1」は藤が丘駅1.0kmの住宅地です。見ての通りR3年は新型コロナの影響で下落していますが、H13年頃と比較すると約40%も上昇しています。
この結果に言葉もないですが、
再度、あま市にはもっともっと元気になってもらいたいですね。